人工知能・コンピュータ学院の呉小俊教授はこのほど、パターン認識と人工知能分野における貢献によって2022年度国際パターン認識連盟のフェロー(IAPRFellow)に当選し、本学にとっては初めてのIAPR国際学術栄誉を取得した者である。IAPR Fellowは2年ごとに選抜され、選出プロセスは極めて厳しく、当選率は会員総数の2・5%以下、2022年に全世界で21人が選び出された。
呉小俊氏は江南大学博士課程の指導教師、江蘇省人工知能国際協力連合実験室主任、江蘇省パターン認識と計算知能工程実験室主任であり、長期的にパターン認識と人工知能の研究に従事している。国内外では、SCI論文130余部、EI論文100余部、学術の著作5冊などの400編の学術論文を発表した。研究の成果によって、省・部級以上の奨励6件を獲得し、その中にAMDO国際会議最優秀論文賞、IETE Gowri Memorial Award、教育部科学技術進歩賞一等賞を含め、協力者のJosef Kittler院士が2015江蘇省国際科学技術協力賞と2016中国政府友誼賞を受賞した。呉小俊氏は中国大学MOOC英語課程、国家精品課程「人工知能概論」と国家バイリンガルモデル課程「人工知能」を主宰している。現在、IEEEスマートシティ指導委員会委員、多数の国際ジャーナル編集長または編集者、教育部コンピュータ類教学指導委員会委員、中国図像図形学会理事、江蘇省人工知能学会副理事長などを担当している。
呉小俊氏が率いる江蘇省パターン認識と計算知能工程実験室は、研究成果によって何度も国際コンテストで受賞し、世界でも明らかな競争力を持っている。現在、実験室のチームは中青年教師を主として構成されるハイレベルの教師チームである。実験室の研究方向はパターン認識理論と技術、計算知能理論と技術、スマートシティとモノのインターネット応用である。
パターン認識は人工知能の重要な分野である。今回、呉小俊教授にIAPR Fellowを授与することは、本学のコンピュータ学科の発展及び無錫市の人工知能産業の発展にとって重要な意義を持っている。
呉小俊教授は国際バターン認識連盟フェローに当選
呉小俊教授
全国政治協商会議汪永清副主席が江蘇省パターン識別と計算知能工程実験室を視察